ブログやホームページに入れる図や表を簡単に作る方法

ブログやホームページに図表を入れたい!

そう思っても「いったい何でどうやって作ればいいか?」「高額な画像作成ソフトは持っていないし・・」

そんな方に向けて、

誰でも簡単に画像を作る方法をご紹介します。

今回使うのは

Microsoft PowerPoint

PowerPoint

あの、プレゼンテーションで使うソフトです。

【PowerPointで作ったものを、画面コピー(スクリーンショット)して画像として保存する】

という方法です。

PointPointをお持ちでない方、使ったことがない方はWordでもできます。

両方持っていない!という方も、OfficeOnlineで無料で使えます。(多少の機能制限があります)

誰でも簡単にできるので、是非参考にしてくださいね!

画像を作る最適なソフトとは?

普段のホームページやブログで使う画像のほとんどは、画像加工専門のソフトを使っていますが、今回のような文字と簡単な図形の画像だったら、PowerPointやWordで作ったほうが早い時もあります。

でも、Wordはそもそも文章(テキスト)を書いていくのが得意なソフト。

写真や図を入れると、あっちこっちに動いてしまったり、思うようにいかなくてイライラします。

今回はそのイライラを1/4程度に削減してくれる、PowerPointで図を作る方法をお伝えします。

なぜPowerPointなの?

PowerPointは「見せる」プレゼンテーションを行うためのソフトなので、文章よりも図が得意です。

今回のような図が作りやすいメリットとして、

  • 図をキレイに並べるガイドラインが表示される
  • スライドショーの状態で画面コピーすると、全体がキレイに撮れる

Wordより、図形は確実に扱いやすいのです。

図を作るため基本操作

それでは、さっそく基本の操作をやっていきます。

1,図形(直線・四角など)を入れる

※画面はMac版のPowerPointですが、Windows版でもほとんど変わりません。

まず、PowerPointを起動するとこんな画面がでてきます。

起動時のPowerPont

タイトルなどはいらないので、枠線をクリックして選択したらDeleteで消しちゃってください。

「挿入」タブ「図形」で「直線」をクリックします。

直線

ドラッグすると直線が描けます。Shftキーを押しながらドラッグすると、さらにまっすぐ描けます。

四角や丸なども、同じ「図形」から入れられます。

3,文字を入れる

文字は、「挿入」タブ「テキストボックス」から入れます。

テキストボックスの挿入

左上にカーソルが点滅していますので、そのまま文字を入力します。

  • 移動 → 枠線上にマウスポインタを合わせてドラッグ
  • 文字の種類や大きさ → 枠線をクリックして全体を選択後「ホーム」タブでフォントの種類やサイズを指定

4,図形の編集

枠線に色をつけたり、塗りつぶしたり・・・方法はどんな図形も同じです。

①図形を選択する(図形の上をクリック)

②「書式」タブをクリック
※Macだと「図形の書式設定」タブ

③色を変えたい→「図形の塗りつぶし」
枠線の色や太さを変えたい→「図形の枠線」

覚えておくと便利な小技

図形を扱う時によく使う操作をご紹介しますね。

1,図のコピー

図形はデフォルトで変な色(地味な青)がついています。
一度色や太さを変更したら、それをコピーしていくと手っ取り早いです。

コピーしたい図を選択後、

  • Windowsの場合→「Ctrlキー」「D」
  • Macの場合→ 「⌘command」+「D」
    ※うまくいかない場合は、⌘+C、⌘+V

テキストボックスも、フォントやサイズをその都度設定するのは面倒なので、一度基本形を作ってコピペして増やしていくのが早いです。

2,回転・反転

例えばこんな矢印付きの十字の線を作る場合。

十字線

①直線を引いてから「書式」タブ「図形の枠線」ー「矢印」で矢印の設定をします。

矢印

②同じ線を引くので、「Ctrl」+「D」でコピー

③1つ選んで、「書式」タブの「回転」ー「右に90℃回転」
※Macの場合は「図の書式設定」タブの「整列」ー「回転」

図の回転

後はドラッグして調整します。

3,キレイに作るコツ

PowerPointで図を作る最大級のメリットは、図形の端と端を揃えるガイドラインが表示されること。

図形を入れてドラッグしていると、他の図形との間に点線が表示されます。

これをうまく使って、左右や上下の頭を揃えるとキレイに見えます。

ガイドライン

細かいことですが、こういったところを気をつけるだけで、随分印象が違います。

画面コピー

完成したら、PowerPointのスライドショーにしてください。
(Windowsの場合はF5キーで一発)

その状態でスクリーンショットを撮ります。

◎Windowsの場合 → キーボードの「Windowsキー」(左下にある4つの四角マーク)を押しながら「Prt Sc」(だいたい右上にある)

※Windows8以降はこの方法だと「ピクチャ」フォルダの中の「スクリーンショット」に保存されます。
※Windowsはバージョンやメーカーによっていろいろなので、この方法でうまくいかない場合はググッてくださいね。

◎Macの場合→「⌘」+「Shft」+「4」でマウスポインターが+の形になるのでコピーしたい範囲をドラッグ。離すとデスクトップに画面コピーが保存されています。

撮れた画像は、Windowsは「ペイント」、Macは「プレビュー」などを使って、余計な部分を削ったりするなどうまく加工してください。

おまけ:ファイル名

スクリーンショットの画像は、ファイル名に「スクリーンショット」って名前がつきます。

WordPressにアップロードする場合は、ファイル名が日本語のままだとスマホで表示されないなどのトラブルになるので、半角英数の名前に変更してください。

ファイル名は、ファイルを閉じた状態でアイコンを右クリック「名前の変更」で、変更できます。

いかがでしたでしょうか?難しそう!と思っていた画像も、実はこんな身近なソフトでできてしまいます。わざわざ新しいソフトにチャレンジするより、まずは普段使っているもので、やってみてくださいね。

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